四日市よさこい祭り
実行委員長  伊藤 良樹 様


カメラマンさんは、観客の皆さんや参加チームの皆さん、主催者・スタッフ、地域の皆さん方と同様、踊り祭の大事な参加者であると、個人的に思います。

一部のカメラマンさんのマナーが問題視されることがあるようですが、少なくとも四日市よさこい祭りについては、これまで実行委員長の私に、問題報告されることはなく、私自身も、そうした場面を目撃したことはありません(逆にカメラマンさんへの感謝の声が届くことが多いです)。

むしろ、あくまで個人の趣味趣向で撮影されてるとは言え、11月末の寒い中を、朝早くから場所を取られ、長時間、素敵な写真や動画を撮影いただいていることに深く敬意を表し、また感謝もしています。

撮影についても、最前列に陣取られている大勢のカメラマンさんは、後方からの観覧の邪魔にならないよう、低い姿勢で撮影されてるし、脚立を持ち込まれる方は、観覧スペースの最後方から撮影するなどされており、観覧の邪魔になる、という類のクレームは、ありません。

カメラマンさん同士も、ご自分たちの独自のネットワークがあり、情報交換はもちろん、問題行動については、ご自分達で指摘しあったりすることもあるようです。

もし万が一、四日市よさこい祭りで、カメラマンさんのマナーが問題になるようなことがあれば、主催者としては、例えば、ご注意をお願いするペーパーを当日、各会場で配布するとか、直接、カメラマンの皆さんとお話しさせていただくなどのコミュニケーションを取り、よりよい祭りとなるよう、ご協力とご助力をお願いするところから始めることになると思いますし、四日市よさこい祭りについては、ありがたいことに、そうしたコミュニケーションを普段から取れるカメラマンさん達にお越しいただいていると思います。

また、ダンスチーム凛の代表としても、カメラマンの方々からは、普段からご厚意で、撮影いただいた写真や記録CDをいただくことも多く、また撮影写真のアップについて、わざわざご連絡いただける方もいらっしゃいます。
演舞についても、率直なご感想やアドバイスをいただくこともあるなど、非常にありがたく思っています。

そして、カメラマンさんの中には、様々な地域の祭りにて撮影されるため、各祭り等の情報について、ナマの貴重な情報やご意見をいただくこともあり、祭り主催者としても、チームの代表としても、参考にさせていただくことが多いです。

全国で見れば、確かに、ほんの一部、問題のあるカメラマンさんがいるかもしれないことは、残念に思いますが、少なくとも、四日市よさこい祭り、そしてダンスチーム凛にとっては、カメラマンの皆さんは、私は、非常に大切なパートナーであり、今後もコミュニケーションをお願いして、よりよい祭り、よりよい演舞をめざすための良い関係で居続けたいと願っております。

                         (2016・2・21 フェイスブックより転載)


西日本支部長  福嶋 豊




四日市よさこい実行委員長のBBさんのご発言、とても感銘しました。

ひとつのイベントを立ち上げ運営し、継続していくことはこの世知がらい世の中では大変な事だと思います。こんなにカメラマンに対してのご理解をいただけるなんて、今回の件(ある、よさこい祭りで撮影禁止)で撮影意欲が少し落ちていたところでした。ありがとうございます。

私は関東方面へも撮影に行き、関東地区でもカメラマンのモラルの問題が提起され自主的な集まりとしてカメラマンが集まってルールを提起し、それを守っていこうと啓蒙活動を4月から始めるそうです。モラルの問題は大人ですから、カメラマン自身が反省し考えなければいけない事だと思います。

ただ、今回の撮影禁止会場のように、一方的に全てのカメラマンが悪いように言われるのはとても悲しいですね。我々は一生懸命踊っている踊り子さんをいかに感動的に写真で表現できるか、いろいろ考えながら撮っているつもりです。そこには個性があり、各カメラマンのいろいろな写真が出てきて、面白いものになって行くと思います。

チームさんにデーターをあげたり、ブログからダウンロードされたり、多少でも喜んでもらえるものと思っておりました。世の中にはそうじゃなく思う人もいるんだなと、考えさせられました。

混乱を避けるために作ったルール(規制)が混乱を助長しないようにしてもらいたいものです。
今回の主催者側からの告知がまだまだ大雑把なもので実際にどうしたらいいかの疑問がいろいろあります。
ただただ、BBさんのご発言は我々カメラマンにとって写真を撮る気力を蘇らせてくれました。あらためてありがとうございます。

                      (2016・2・23 フェイスブックより転載)